【慶應義塾大学薬学部との共同研究契約締結のお知らせ】
液体テラヘルツ分光分析技術を用いたがんの早期発見に関する
共同研究スタート!

医療分野の課題 ソリューション
・病気、癌の早期発見
・DDS、人工赤血球の開発
・IPS細胞等の先端医療開拓
・医薬品の新規開発
・ウィルスの瞬時測定
・尿から様々な病気の特有のパターンの抽出により傾向を把握する事で、これまで成分分析では捉える事ができなかった病気の早期発見が期待できる。
・DDSや人工血液分野ではモニタリングへの活用で開発コスト低減が可能

グリセリン脂肪酸エステルの臨界ミセル濃度の発見

創薬に独創性とスピードを。

リポソーム等のDDS(ドラッグデリバリーシステム)で、液中の状態を数値化する事が可能になりました。そのスピードはわずか2分程度。私たちはミクロではなくマクロに着目し、特定の分子間力の強さや量の情報から液体状態を導き出す、独創的な計測システムの開発に成功しました。

リポソームや高分子ミセルの経時変化のモニタリング。

リポソームや高分子ミセル・ベシクルは、刻々変化する状態を時間をかけて分離分析を行っていました。しかし私たちが提案する新システムでは、短いスパンで経時変化を計測できるため、刻々と変化する状態をモニタリングする事ができます。

発現のタイミングを、リアルタイムに把握。

リポソームDDSや高分子ミセルDDSの発現を確認する方法として、私たちのシステムはとても効果的です。それは、外因での薬物の放出をマクロに捉えた液体状態の変化が数値化できるため、コントロールド リリース タイミングの把握が容易になります。

DDSモニタリングとは

分子間相互作用を瞬時に見る事ができるMiMoiの特徴を活かし、インビトロでのリポソームや高分子ミセルのDDSの状態を把握する事ができます。生成タイミングから発現タイミングまでの経時変化をモニタリングする事で、創薬の際の検査コストを大幅に節約する事ができます。また、これまでの検査とは全く異なる分子間力のデータベースは、液体の複雑さを表す新たな指標となり、独自のデータベースとして他社との差別化を実現します。

分子間相互作用の把握が鍵

リポソームや高分子ミセルは分子間相互作用で成り立ているため、その状態を破壊せず把握する事がリポソーム状態検査の鍵となります。