どんな液体コンディションも、瞬時に明確に。

本システムはテラヘルツ波による分子間相互作用測定とそれを可能にするコンタミフリー測定キットなどの先進的ハードウェア、およびクラウド解析からAI向け特徴抽出までが包括的にデザインされた、液体の総合判断を行う事ができる世界唯一のシステムです。
測定装置は最先端検査装置の国内大手メーカーが製造を担当する事で、安心した測定品質が実現できました。結果の表示まで約1分と瞬時測定が可能です。

機能的デザイン

MiMoiは850mmのキューブに計測に必要な機能が全て収まっているコンパクト設計。さらに実験テーブルの高さにぴったり揃うため研究室の開放感を損なう事はありません。

刻々と変化する状態をスピーディに検査する測定用消耗品

標準測定キット

45マイクロリットルで液体の状態をすぐさま測定する事ができる専用のセルと、当社の液体状態瞬時測定装置(MiMoi)本体に装着するセル用アタッチメントがセットとなっています。
セルは測定消耗品となっており、測定毎に新しい消耗品を使う事で繊細な液体への異物混入によるエラーを心配する必要がありません。
1回の測定が約1分であるため、状態が変化しやすい液体の「今」を数値化する事ができます。

特別測定キット[水溶液仕様]

水溶液の測定ではセルが使えないケースがあります。
私たちは液体の状態測定において様々な知見を持っており、多様なお客さまの要望に応える特別な測定キットをカスタマイズする事ができます。
その一つが、「渡部メソッド」を用いたセルを使わず液体のみで薄い膜を形成し、液体を直接測定する事ができる特別な測定キットです。
この方式では約50ミリリットルの液体を使いますが、セルでは把握することのできない水溶液の状態を計測する事が可能になります。

インラインにも対応

当社が提案する測定キットは液体サンプルの装填をシンプルにする方法の一つです。お客さまの製造ラインに合わせて設計し、当社のインライン型装置と合わせる事で、研究時の測定環境は維持しつつ自動化システムへの導入が可能になります。

どんなAIでも処理の高速化が可能

AIを用いた解析では処理の最適化や不要な情報の整理が重要となります。MiMoi SYSTEMでは、独自開発を行った液体分析に特化したアルゴリズムを用いて、液体スペクトルから特徴を抽出します。処理されたデータは元データの約1/1000という非常にコンパクトなデータのため、この特徴を利用することで、今まで実現が難しかった液体のAI解析が可能となり、処理の高速化や精度の向上が図れます。

渡部メソッド

MiMoiではフェムト秒(千兆分の1秒)パルス光源を用いたTHz(テラヘルツ)電磁波による測定を採用しています。しかし水溶液はTHz波の吸収が大きすぎるため測定が不可能とされてきました。そこで私たちはセルレス液膜という、空中に約10μmの液体の膜を形成する技術を開発し、その膜を直接THz測定する事により分子間相互作用の測定に成功しました。水溶液のセルレス測定に加え非水溶液のセル測定など、私たちは液体のTHz測定で最適なソリューションを提供しています。